夫婦で映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」を観たら泣いた

旦那は仮面ライダーが大好きです。
毎月のようにプレミアムバンダイ から有料のプレゼントが届くレベルで好きです。
私はテレビシリーズをどれもちゃんと見たことがないんですが、旦那がおもちゃやお気に入りのシーンを嬉しそうに見せてくるので、なんとなーく知識が増えていきます。
最近の変身ベルト、クオリティ高い。あとうるさい。

そんなある日、今度やる映画の予告が最高だから見てくれと言われ、ほう、と思いながら見ました。それがこれ。

これが予告だけで泣きそうなくらい良かった。ちょっと 映画に興味が湧きました。ちょろい。

旦那はもちろん観に行きます。入場特典はビルドが欲しいらしい。入場特典は数種類ある上に、配布はランダムとのこと。
それならビルドが当たる確率をあげようと、私も映画に着いていくことにしました。予告めっちゃ良かったし。

映画当日

朝イチの回を見ることにしました。
お目当ての入場特典はもう枯れててもらえませんでした、残念…。
あとから調べたら、もう第2弾の入場特典が始まってたんですね（旦那がほしかったのは第1弾）
客層は親子連れが多め。
ここからネタバレ含みます。見たくない方は他の記事でも読んでいってね！

率直な感想＆ざっくりあらすじ

めっちゃ良かった。たくさん泣いた。

端的に言うと、平成に登場した仮面ライダーたちがとある兄弟と自分たちの存在を守るお話。
敵は平成ライダーを全員根絶やしにしようと目論んでいます。
パラレルワールドとタイムリープを駆使したSFな展開は大人でもちょっと難しいです。

メインの登場人物はいま放送している「ジオウ」とその前にやっていた「ビルド」。
平成ライダーは全員登場しますが、中でも推されているのは「電王」。というか佐藤健。

仮面ライダーは虚構の世界

この映画のすごいところは、世界線が私たちと同じであること。
つまり、街の人たちはみんな「仮面ライダーはテレビ番組のキャラクター」という認識でいます。
だから街で仮面ライダーたちが敵と戦うと、撮影かヒーローショーだと思って喜んでスマホを向ける。
敵がいなくなれば拍手喝采。
この設定のおかげで、観客自身がこの映画の世界に存在しているような錯覚を覚えます。

さらに中盤では、仮面ライダー本人に「君たちはテレビの中の架空の存在だ」と突きつける残酷な展開が。
その事実を突きつけるのは、仮面ライダーが大好きな高校生の男の子。
男の子の部屋にはたくさんのフィギュアやポスター、変身アイテムが飾られています。
それらを見て自分の存在に悩むジオウ。

この展開はめちゃアツかったし、同時に心苦しかった。
仮面ライダーはたくさんの人たちの手でつくられた「作品」だということを、分かっている大人ほど辛い。
ジオウがどう心の折り合いをつけるのかは是非自分の目で見届けてほしい。

個人的に良かった（ウケた）ところ

・ジオウの主人公の顔芸
・イマジンのおしりがプリップリ
・ダブルの力を借りたときの形態と攻撃がちょっと笑える
・平成ライダーたちがバイクに乗って敵を倒す中、ドライブだけ車で突っ込む（ただの事故）
・ウィザードが腰布バッサァってやるところカッコイイ

ちょっと疑問

・ビルドのヒゲとドルヲタ（ビルド本編で死んだはず）はどこの世界線から連れてきた？

登場させたかったから、と言われればまぁそうなんだろうけど、そのあたりビルドの主人公から解説があるとよかったなぁ。
パラレルワールドっていう言葉が出てくるだけでも納得度はちがうはず。

・あの敵が平成ライダーを根絶やしにしてまで世界に君臨したかった理由は？

これも平成ライダーを全員登場させるため、って言われたら終わりだけど、もう少し踏み込んだ理由がほしい。

・兄弟のお母さんのおなかに砂がかかっていた理由は？

イマジンの力が弱ってきてるから…とか考えたけど、よく分かりませんでした。電王見たら分かるのかな。

書いておいてなんですが、このへんの疑問は考察ポイントでもあるので、全部が全部明らかにならなくてもいいと個人的に思います。
考察があるとヲタクは燃える。

まとめ

テレビの中の変身ヒーローやヒロインに憧れたことのある人なら誰もに刺さる見応えバツグンの映画でした！
断片的な知識しかない私でもこうなんだから、仮面ライダーが好きな人はたまらないと思います。
現に旦那は隣で私より泣いてたし、また観に行くって言ってたし。旦那の好きなものは私も大切にしていこうと思いました。

もしあまり仮面ライダーの知識がない状態で観に行くなら、ジオウとビルドの主要キャラの、変身後の姿だけは覚えておいた方がいいです。人間の状態ならいいけど、仮面ライダーになった後だと誰が誰だか分からずにちょっと混乱しました。

入場特典はゲットできませんでしたが、食玩コーナーで買ってた色紙は当たりが出たようで旦那が大喜びしてました。

こゆ旦那と仮面ライダーの映画観たやで＼＼\\└(‘ω’)」//／／やっぱりウィザードさんカッコよかった///ほぼ知識ないけど、それでも泣けました｡ﾟ(ﾟ^-^ﾟ)ﾟ｡ pic.twitter.com/E2qjo0vuiU

— 湯屋こゆ (@koyu_yuno) January 12, 2019

私もまた観たいなぁ。ではでは今回はこの辺で。

湯屋こゆ

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読書とアニメと女性アイドルとヴィジュアル系バンドと百合が好きなヲタク。