怪しい宗教団体の集会に連れていかれた話
どうも、湯屋こゆです(`∨´*)
今日は怪しげな宗教団体の集会に連れて行かれたときの話をします。
結論から言うと、私は必死で断って一切その宗教団体とは関わっていないので、私から突然連絡がきても怯える必要はないです。
勉強会に行こう
事の発端は知り合いの女性(仮にAさんとします)に「勉強会に行かない?」と誘われたことがきっかけです。
Aさんは女性ながら職場では幹部の地位についているすごい人だったので、きっと仕事で役立つものだと思い、勉強会に連れていってもらうことにしました。
今思えば、ここできちんと勉強会の内容を聞いておくべきだった…。
着いた瞬間、 後悔した
もう絶対黒じゃん。
Aさんの車で向かったのは地域のコミュニティセンターのような建物でした。会議室を1時間数千円で貸し出しているような。
建物の中の一室に入ると、うさんくさいほどの笑顔を張りつけた老若男女がおしゃべりにいそしんでました。
その雰囲気で「あ、これ、アカンやつ」と一瞬で悟りました。人の笑顔をあんなに薄気味悪く感じたことはない。
私の他にも明らかに連れてこられた人が数名居ました。あのとき目が合った彼が入信していないことを祈ります。
Aさんは顔なじみの人が何人も居て、私をその人たちに紹介してくれました。(やめてくれ)
出された水も怖くて飲めず、雑談をテキトーに受け流していると、集会が始まりました。
ありがたい?お話
この宗教団体に入ったことで何が変わったのか、経験談を数人が発表しました。彼らはもちろん宗教だとは言いません。先生(宗教団体のトップ。教祖様的な存在)の教えを勉強させていただくと言います。
もう心底どうでもいいので早く帰りたくて仕方ありませんが、信者が居る前ではヘタに動けません。
その後、その先生とやらの講演の様子がスクリーンに映し出され、宣伝動画のようなものを見せられます。
言ってることはごもっともで、人に感謝をしましょうとか挨拶をしましょうとか、きれいな言葉遣いを心掛けましょうとかそんなんです。
謎の入浴剤
宣伝動画の間、ぬるま湯を張った風呂桶が目の前に置かれました。何事かと思っていると、金色の入浴剤をサラサラと入れられ、そこに手を入れるよう言われました。
その通りにすると、丸めたタオルでやさしく全身をポンポンと叩かれます。
別に肩の凝りがとれるわけでも、肌がスベスベになるわけでも、お湯が濁るようなデトックス効果があるわけでもありませんでした。
マジで謎。
特に売りつけられはしませんでしたが、Aさんはこの謎の入浴剤を購入しているそう。「高くてあまり買えないけど、すっごく疲れがとれるんだよ~!」と言っていました。信じる力はすごいんだな…。
他にも汚い言葉が書かれた紙の上にある塩と、きれいな言葉が書かれた紙の上にある塩を食べ比べるとかさせられました。味?同じだよ!!!!
一通り終わると、初めて来た人を数人で取り囲んで、感想を聞かれます。今日は映像だったけど、先生に会ってみませんか?今度、みんなでお茶しに行きませんか?などなどしつこく誘われるのをひたすらに断り、なんとか帰路に。
帰りの車の中でAさんに「私には合いません、もう誘うな」といったことを何重ものオブラートに重ねて伝え、LINEは速攻ブロックしました。
みんなも気を付けてね
勉強会と称して誘ってくる宗教団体はちょこちょこあるようです。否定はしないけど、私には宗教は必要ないということが分かりました。
随分前に観たTRICKの映画で、インチキ宗教の教祖が逮捕されて、信者たちが嘆くシーンがありました。人は信じたいものを信じるということを、この集会に連れて行かれて肌で感じ取ってしまいました。
心の拠り所を宗教に求めてしまうのはラクだしカンタンだけど、私は自分の目と頭で考えて選択していきたいと思いました。
ブログのネタにはなったけど、やっぱりあの空間はめちゃめちゃ怖かったな…。
ではでは今回はこのへんで。