矯正への道のり3:歯医者に歯列矯正を止められた
今回は矯正のための抜歯をしようと、歯医者さんに行ったときの話をします。
歯並びをどうやって改善するのか、お金はいくらかかるのか、
矯正プランを聞いたときの話はこちらからどうぞ。
抜歯のために歯医者さんへ
前回、矯正歯科の先生に、上下4本抜歯してきてくださいと言われました。
ということで、かかりつけの歯医者さんに抜歯をお願いすることに。
歯医者「では抜歯をしていきます。麻酔打ちますね、チクッとしますよ。」
歯医者「えぇと右の上下4番を抜歯ね…。あれ、アナタ、ウチに虫歯の治療来てくれてた人だね?」
歯医者「じゃあストップ、ちょっとごめん、麻酔打っちゃったけどごめん、話聞いてくれる?」
歯医者「この話はセカンドオピニオンとして聞いてほしいんだけど…」
補綴矯正(クイック矯正)の提案
歯医者さんに言われたことを要約するとこうです。
- 健康な歯を抜いてしまうのは本当にもったいない。歯医者としてとても抵抗がある。
- 奥歯の歯並びはきれいだから、気になる前の部分だけ補綴矯正するのはどうか。
補綴(ほてつ)矯正は、自分の歯を削って、そこに形を整えたかぶせものをするやり方。
費用は1本10万円程度、期間も数ヶ月でできるそう。
歯医者「抜いてしまったらもう戻せないから、もう一度よく考えてみて。」
結局その日は麻酔打っただけで帰ることに。料金は0円でした。
補綴矯正(クイック矯正)とは
補綴矯正はその手軽さと素材から、
別名「クイック矯正」「セラミック矯正」と呼ばれるようです。
自分の歯を削った上にキレイなかぶせものをすることで
歯並びの悪さや出っ歯をカバーするわけですが…。
実は私は高校生のころ、この補綴矯正を経験しています。
友人とフザけていて、廊下で走ってコケて歯を折ったんですよね…。
で、折れた歯は元に戻らないので、補綴矯正をすることになりました。いわゆる差し歯です。
その差し歯がこれです。
他の歯と比べて少し黄色っぽくて、歯ぐきが黒ずんでるのが分かりますかね?
確かにこれ、高校生のときにつけて、30代になった今まで特に問題ないんですよ。
歯医者さんは私が補綴矯正を経験してるから余計に薦めてくれたみたいなんですけど…。
でも、このときは歯を折ってしまったから仕方なくやったんですよね…。
あれこれ考えて、私がたどりついた結論は、
歯を抜くより、削る方が怖くない?
でした。
折れた歯を補修するために削るのはあきらめがつくけど、
歯並びのために歯を削られるのは耐えられそうにない…。
私は虫歯の治療がすごくニガテで(自分が悪いんだけども)歯を削られる時間が苦痛で仕方ないんです。
親知らずを抜いたときと、虫歯の治療、どちらがツラかったかと聞かれたら…
圧倒的に虫歯の治療。
結局自分がどうなりたいのか
どの矯正方法も、成功例や失敗例、メリットやデメリットが出てきます。
情報が溢れすぎていて、私もめちゃめちゃ悩みました。
自分がどうなりたいのか、何を優先したいのか、何が嫌なのかをハッキリさせておくといいと思います。
私の場合は
横顔もきれいにしたい(口ゴボを改善したい)
抜歯して矯正
裏側矯正は高いから、表側で目立ちづらいホワイトワイヤーに。
補綴矯正はやらない
こうなりました。
一度紙に書き出して整理してみるのがオススメ!
自分の希望するやり方がみえてきます。
抜歯を再予約
結局私は2日後には同じ歯医者さんで抜歯をしました。
また何か言われたらどうしようと思って、別の歯医者にしようかとも考えました。
でも私はそこの歯医者さんも信頼しています。
補綴矯正はよくない話がネットでたくさん出てくるけど、
金儲けのために提案してきたとは思えないんだよなぁ…。
また虫歯になってしまったときや、歯のクリーニングはここにお世話になりたい。
そう思ったので、同じ歯医者さんにお願いしました。
ちなみにただ麻酔打たれただけで終わったその日、
麻酔打って2時間後にはロキソニン飲もうか悩んだくらい歯ぐきが痛かったです!
その瞬間は歯医者さんコノヤロって思った!ごめん!
次回はちゃんと抜歯したときの話を書きますね。
ではでは今回はこのへんで。