マーシャドーでモヤモヤ【ポケモン劇場版キミにきめた!感想ネタバレあり】
どうも、湯屋こゆです(`∨´*)
先日、彼氏と一緒に金曜の夜、ポケモン映画「キミにきめた!」を観ました!よかったぞー!
レイトショーだったのでちびっこはおらず、客層は大学生以上の大人ばかりでした。一人で観に来てる男性もちらほら。
みんなポケモン好きなんだろうな~とほっこり。
ちなみに私のポケモンゲームプレイ歴はピカチュウ、銀、大分とんでムーンです。
今まだムーンをのんびりプレイしてます。
いや、ポケモンピクロスの方にハマっちゃって…楽しいんだよ…。
初めてゲームに課金しました!!ポケモンピクロスです!!!! pic.twitter.com/1Rh3Huaacf
— こゆ 時々 もぎチン(湯屋こゆ) (@koyu_yuno) 2017年5月30日
アニメのポケモンは初回から見てたけどポリゴンショックあたりから失速、今やってるサン&ムーンは欠かさず見てます。
今までに観た映画は名作「ミュウツーの逆襲」、びっくりするほど内容を覚えていない「ルギア爆誕」、ついこの間テレビでやってた「水の都の護神 ラティアスとラティオス」です。
この記事は、小学生の頃と、間をぽっかり抜かして、今現在のポケモンを楽しんでいる三十路の感想です。
盛大にネタバレするのでイヤな人はうちで一番読まれている記事でも読んでいってね!
■どんなお話なの?
サトシとピカチュウが旅の序盤に見かけたホウオウに会いに行こうぜ!っていうお話。
ホウオウは気に入ったトレーナーに自分の羽根を渡すらしく、サトシはその「にじいろのはね」をホウオウから貰う。
この「にじいろのはね」がホウオウのところまで導いてくれる。
「にじいろのはね」は悪しき心を持った人が扱うと、輝きを失ってホウオウには会えなくなる。
■カスミとタケシは出ない
この映画は、サン&ムーンまでのポケモンが存在している「今」、サトシが旅に出たらどうなるかを描いた作品です。
なので、初期の仲間のカスミとタケシは登場しません。EDでちょろっと顔出すけど。
ちょっとだけ寂しいけど、違和感は感じませんでした。
それよりも冒頭で流れる「めざせポケモンマスター」でオーキド博士の「そりゃそうじゃ」っていうセリフが入らない方が寂しかった…。
ほら、寂しくない!?
■とにかくピカチュウが可愛い
普段別のポケモンを愛でているとか関係ないです。
めっちゃ可愛いです。ずっこけたサトシを笑うピカチュウも反抗的なピカチュウも心開いてくれたピカチュウもしょんぼりするのも笑うのもみんな可愛いです。
そんなピカチュウが「ピカピ…」なんてなったら涙腺崩壊するに決まってる でしょう。
■今までのポケモンのオマージュが満載
サトシとピカチュウの出会いはもちろん、バタフリーとのお別れや、トレーナーに捨てられたヒトカゲなど 今までのアニポケのオマージュが満載です。
他にもこの展開は「ミュウツーの逆襲」だなぁとかこの設定は「ラティアスとラティオス」だなぁとか映画のオマージュもあります。
このあたりはアニメ、映画をより多く見てる人の方が懐かしさ、楽しさ倍増かな、と思います。
■ちょっと詰め込みすぎ感は否めない
オマージュは確かに懐かしいし、当時を知っている身としては嬉しいんですが、アニメで1~2クールかけてやるお話を2時間の映画にぎゅーっと詰め込んでいるので、少し早足な展開になっていました。
オマージュ以外にもちろん新しいエピソードも盛り込んであるし。
もう少し余韻に浸っていたいのに、サッサと次の展開にいかれてしまって心が追いつかない場面が多々ありました。
■サトシとピカチュウのすれ違い
ポケモンをぞんざいに扱うライバルとのポケモンバトルに負けたサトシが、心配して諭してくれる仲間の言葉にも耳を貸さず、一人でスネて森の中に入っていってしまうシーンがあります。
追いかけてきてくれたピカチュウに、あれこれウジウジ考えてなおもスネてるサトシが「おまえもオレが悪いっていうのか?」「ピーカ…(頷く)」
このシーンが個人的にグッときました…。ピカチュウ、ダメなところはちゃんとダメって言うんだね…。
友達のダメなところを指摘するって勇気の要ることだよ…すごいよピカチュウ…。
■マーシャドーが見せた夢が謎
今回の映画のキーとして出てくるポケモンがマーシャドー。見た目かわいい。声優は山ちゃん。なんてこった。ほぼ喋らなかったけど。
マーシャドーはホウオウから「にじいろのはね」を貰ったトレーナーが、本当にホウオウに会うにふさわしいのか監視するポケモン。
なんだけど、サトシがスネたとき、サトシはピカチュウにも八つ当たりをしてしまって、「にじいろのはね」が濁っていきます。
そこでマーシャドーはサトシにある夢を見せます。
■夢の内容、酷じゃない?
その夢の内容は、サトシが私たちと同じように朝起きて学校に行って、授業を受ける夢。ポケモンの存在しない世界。
大好きなポケモン、ピカチュウが居ない世界に違和感を覚えたサトシは、ピカチュウの大切さに気付いて自分の言動を反省する、「にじいろのはね」も元の輝きに戻るっていう流れなんだけど…。
ポケモンが好きな人はポケモンの居る世界に少なからず憧れがあると思うんです。
サトシはいわばその憧れの世界の住人。そのサトシが自分たちと同じ世界に来たことでピカチュウの大切さを思い出すって…。
なんだか、私たちの世界をつまらないものって言われた気がして、モヤモヤしました。
ぽっかり空いたものを埋めるには他のものじゃいけないってことなのかもしれないけど、それならせめて夢の中のサトシにも、私たちの世界を楽しんでほしかったな…。
楽しいけど、やっぱりピカチュウが居なきゃダメなんだっていう心の変化がよかったな…。
■一線を越えたアレ
ここはちょっとぼやかしておきます。
私は自分でもびっくりするくらいすんなり受け取りました。
もともとはそんな理由じゃなかったはずなのに、今ではそうなんだね、って分かりやすいし、声が聞こえるほどの絆になったんだなって感じました。
でも彼は「ない」って言っていたので、本当に賛否両論だと思います。
■ポケモンを少しでも好きだった人なら楽しめる
ちょっとモヤモヤするところはあったけど、初期から最新のポケモンまで色々と登場する上にオマージュ満載なので、初期を知ってる人には懐かしく、今を知っている人には新しく感じる作品になってると思います。
私も全然知らないポケモン出てきたけど、そんなことは気になりませんでした。
映画で知ったポケモンを今ゲーム内で育ててるよ!
■マーシャドーもゲット
来場者特典として、サン or ムーンで使えるレベル50のマーシャドーと、マーシャドーZがもらえます。
マーシャドーは映画館で席についている時にしか貰えないので、欲しい人は忘れずにDS持っていってね!
ゲット方法は、映画館入るときにチラシをもらえるので、それを見ながらやればオッケーです。
映画始まる前か終わった後にもらおうね!ってジョーイさん(しょこたん)に言われるよ!
映画館に20人くらい居たと思うけど、マーシャドー貰ってるの、私らとあと2人くらいだったな…。
あとポケモンガオーレに使うディスクも貰ったけど、使わないので割愛。
■おまけ:モンスターボール型のポップコーンケースがいいかんじ
彼が悩みに悩んで買ってました。モンスターボールのグッズってなんかテンション上がるよね!
3DSと並べてみても結構大きいです。
サニーゴとリーフィアが私の推しポケモン!
真ん丸じゃなくて底がフラットになってるのでちゃんと自立します。
小さめのぬいぐるみならすっぽり入ります。
サニーゴには小さいね!
我が家ではお菓子入れとして活躍することになりそうです。
■まとめ
・マーシャドーの夢にモヤッとしたけど、どの時代のポケモンファンも楽しめる映画だったよ!心は忙しいよ!
いろんなエピソードがオマージュされてギュッとつまってるので、心が忙しいけど、今までのサトシの旅をおさらいするのにもちょうどいいです。
ただ「ミュウツーの逆襲」みたいな感動を求めると、物足りないので、あー!サトシとピカチュウの出会いとか懐かしい!観たい!くらいのテンションで行くのがオススメ。
ではでは今回はこのへんで。
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私が持ってるリーフィアとサニーゴのぬいぐるみはこれ!本当に可愛い…。