4か月間努力してVTuberにハマった7つのステップ
こんにちは。今ではすっかりVTtuberの沼に浸かっているしがないヲタクです。
私はVTuberの楽しみ方を知りたくて、努力して沼に一歩ずつ近付いていきました。
はじめはその魅力が全然わからなくて、ハマるまでに4か月かかりました。
今回はその4か月の経緯をまとめてみたいと思います。
大前提:VTuberへの興味はあった
Twitterで流れてくる魅力的なイラストが、アニメやゲームでなく、
VTuberのファンアートだということが増えた。
かわいいな、なんのキャラクターだろう?と調べると、VTuberなのだ。
当時の私のVTuberへの認識は
「アニメのイラストを使ったYouTuberで、ゲーム配信をしている」というざっくりしたものだった。
でも、人気があることは分かっていた。ヲタクだから。
これだけ人気があるのだから、きっと自分は楽しみ方を知らないだけだろう。
2Dや3Dの技術は現在進行形で革新しているし、これからもっと伸びる分野を理解できないのはもったいない。
そう考えて、手を出してみることにした。
興味はあるのに、好きになれない
「興味がある」という土台はあるのに、全然好きになれなかった。
企業に所属しているとか、個人でやっているとかも分からないまま、気になったビジュアルの子を見つけては見に行った。
長時間ゲーム配信しているのを見ているなんて、ゲームを買ってもらえなかった子どもの頃ならまだしも、娯楽の溢れたこの時代にするものではないと思った。
雑談配信を見るくらいなら、ながら作業のできるラジオを聞くと思った。
カクカクと動くイラストを見るくらいなら、アニメを見ると思った。
そう、私は「配信とは一秒たりとも見逃さずに見るもの」だという認識でいた。
ステップ1:配信は見なくてもいい
旦那がVTuberの動画をiPadで流すようになった。
旦那はもともと好きなゲーム実況者がいて、その方がVTuberの体を手に入れたことから、
すんなりとVの世界に入れたタイプだ。
いろいろとVの世界にふれているうちに、推しVもできたようで、ゲーム配信や雑談配信を楽しんでいた。
この時点で私はまだVTuberの楽しみ方がわかっていないので、
正直に言うと旦那の時間の使い方を「もったいない」くらいに考えていた。
でも、せっかくVの楽しみ方を知っている人が身近にいるのだから、わからないことは聞けばいい。
ずっと見てて疲れないの?
旦那「見てないよ」
私「えっ?」
旦那「全部なんて見てられないよ。声を聞いてる」
いわく、作業BGMにしているとのことだった。
確かに言われてみれば、旦那は画面をずっと見ているわけではなかった。
料理をしたり、部屋の片付けをする時のお供としてVTuberの配信を選んでいた。
配信はぜんぶ見なくてもいい、ラジオのように楽しんでもいい、という気付きを得られた。(VTuberの方は目を離さず見てくれたほうが嬉しいだろうというのはさておき)
ステップ2:芸人もVTuberになる時代?
「配信をラジオのように楽しんでもいい」ということを知ってから、
旦那がVTuberの雑談配信を流しているときは意識して耳を傾けるようになった。
すると、気付いたことがある。
お笑い芸人みたいな人いるね
旦那「みたいじゃなくて芸人だよ。アメリカザリガニ」
そう、本当に芸人として活躍している方が、VTuberになっていたのだ。
↑実際に旦那が見ていた雑談配信。一番左が芸人のアメリカザリガニ平井さん。
ちゃんと事務所のサイトでもVTuberの表記がある。
仕事がなくてVになったとか、そんな感じじゃないのだ。
楽しそうに話している。雑談している。VTuberとして。
気になった方はぜひアメリカザリガニ平井さんのインタビュー記事を読んでほしい。
VTuber界を楽しんで盛り上げたい、応援したいという気持ちが伝わってくる。
笑いのプロである芸人が参入するVTuber。やっぱり楽しめないのは損な気がする。
アメリカザリガニの存在は、VTuberへの興味がますます上がるきっかけになった。
芸人VTuberの存在を知り、VTuberを楽しめるようになりたい気持ちが強くなる。
ステップ3:英語が話せるVTuberを知る
旦那が流すVTuberの動画がBGMになりつつあった頃のこと。
今日はゲーム実況を流しているな~と思っていると、とつぜん流暢な英語が聞こえた。
えっ、その子、英語話せるの!?
それが天野ピカミィだった。
デフォルメ風な絵柄がかわいい。声もかわいい。口はちょっと(だいぶ)悪い。
日本人でありながら英語もペラペラなため、コメント欄には海外のファンも多い。
私は自分にできないことをできる人が好きなので、
この英語を話せるピカちゃんの存在が、VTuberに尊敬を見出すきっかけになった。
英語が話せるVTuberを知り、尊敬できる要素を見つける
ステップ4:動画勢のVTuberを知る
旦那のお気に入りVTuberに下記の二組がいる。
ぽんぽこちゃんねる
おめがシスターズ
この二組は生放送をすることが滅多になく、基本的に10分程度の動画がYouTubeにアップされる。
何時間もあるゲーム配信とちがい、10分程度なら気軽に見られる。
このおめがシスターズのピンク髪、リオちゃんのビジュアルが私の好みにドンピシャだった。
かわいい。かわいいけれど、声がゲスくてびっくりした。今はそんなところも好き。
そしてこの2匹と2人のVTuberは仲良しらしく、コラボ動画もある。
お互いのチャンネルに登場する様子は微笑ましいし、わちゃわちゃしていて楽しい。
動画勢のVTuberから
・短時間で楽しめる動画があること
・VTuber同士のつながりがあること
を知る
ステップ5:エルモにハマる
ここで少しVTuberから離れる。
ひょんなことからセサミストリートの「エルモのうた」という動画を見て、そのかわいさに衝撃を受けた。
かわいい。
ただ、ご存知のとおり、エルモは英語を話す。
エルモがばっちばちにキレちらかすシーンばかりを集めたこの動画を見てほしい。
かわいい。どうしてキレてるのかわからないけどかわいい。エルモがどうしてキレてるのか知りたい。
エルモの言葉をすべて聞きとりたい…
こうして英語学習への意欲が湧きあがった。
セサミストリートのエルモにハマり、英語学習への意欲が爆上がりする
ステップ6:英語圏のVTuberを知る
VTuberへの抵抗がだんだんと薄くなりつつあったある日、旦那が私にこう言った。
「かわいいサメがいる」
VTuberが好きな方ならピンときたかもしれない。
そう、ホロライブENGLISHのがうる・ぐらだ。
この思わず頭をわしゃわしゃしたくなるようなキュートなボイス!
でもエルモのときと同じように、このかわいいサメちゃんが何をしゃべっているのか、私には分からない。
そこで出合ったのが切り抜き動画だ。
数時間の配信の中から、特に面白い、かわいい(かっこいい)シーンを切り抜いて、
数分にまとめた動画のことで、
なんとわざわざ日本語テロップをつけてくれる動画まである。
この切り抜き動画たちのおかげで、サメちゃんと、その仲間たちの関係性や人となりを知ることができた。
英語圏のVTuberがいることを知り、
切り抜き動画のおかげでVTuber同士の関係性を楽しめることに気付く
ステップ7:日本語が話せる英語圏のVTuberを知る
ホロライブENGLISHの切り抜き動画を見ているうちに、気付いたことがある。
日本語が話せる子がいる…?
単語をぽろぽろと話せる子もいれば、日本人のコメントを読んで日本語で返す子もいる。
その語学レベルの高さに驚きと尊敬を抱くと同時に、エルモの時と同じ感情が湧きあがった。
ENの子たちの言葉を聞きとりたい…
日本語が話せる英語圏VTuberを知り、再び英語学習への意欲が爆上がりする
そして沼へ
私がVTuberの楽しみ方を知りたいと思いながらも、その魅力を理解できずにいた期間がおよそ4ヶ月。
これまでの7ステップを経て、ついに私をその沼に引きずり込んだ動画がこちら。
ホロライブENの小鳥遊キアラである。
デフォルメキャラのかわいさ、声のかわいさ、突然の広瀬香美、すべてがツボに入った。
(おそらく彼女自身は広瀬香美を歌ったというより、ニコニコ動画で流行ったネタをやった感覚だと思う)
この動画をきっかけに、ホロライブENの中でも特にキアラちゃんが気になるようになった。
調べてみると、彼女の母国語はドイツ語で、英語と日本語がペラペラなトリリンガルだということがわかった。
こうして小鳥遊キアラは「尊敬」と「英語の学習意欲」、
そのどちらも満たしてくれる存在として、晴れて私の推しVとなった。
VTuber沼にハマるまでの7ステップ【まとめ】
大前提:VTuberの楽しみ方を知りたいと思っていた
- ステップ1:配信はラジオのように楽しんでもいいと知る
- ステップ2:芸人もVTuberになると知り、ますます興味がわく
- ステップ3:英語が話せるVTuberを知り、尊敬できる要素を見つける
- ステップ4:短時間で楽しめる動画勢と、VTuber同士のつながりがあることを知る
- ステップ5:エルモにハマる(英語学習への意欲があがる)
- ステップ6:英語圏のVTuberを知る。切り抜き動画から、V同士の関係性を楽しめるようになる
- ステップ7:日本語が話せる英語圏VTuberを知り、再び英語学習への意欲が爆上がりする
結果:トリリンガルである小鳥遊キアラがとつぜん「ゲッダン」を歌い踊る動画を見て沼にハマる。
尊敬と英語の学習意欲、どちらも満たす存在として推しVとなる。
…長い!まとめても長い!
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます…。
私の場合は「VTuberの楽しみ方を知りたい」という土台があったので、
努力して沼に一歩ずつ近付いていきました。
それと、VTuberの配信が日常にあったことも大きいと思います。
私の場合は旦那がほぼ毎日のようにVTuberの配信を流している環境にいました。
ずっと触れていると「慣れ」も出てきて、
違和感を感じていた部分もだんだんと「味」として捉えられるようになります。
余談:VTuberにハマってみてどうだった?
楽しいです!
VTuberの魅力を見つけられるようになりました!
ゲームがうまい、歌やイラストが上手、語学能力が高いなどは気付きやすいスキルです。
・飽きさせないトーク力、
・人とちがった配信をおこなう企画力、
・大人数が集まったコラボ配信における司会進行能力、
・ファシリテーターとしてみんなの話を引き出す能力、
・厄介なファンが来てしまったときの対応力、
などなど、
すごい!と思える部分をたくさん見つけられるようになりました。
これは実生活にも活きていて、人の良いところを言語化できるようになりました。
今はVTuberとして活躍する方々を尊敬しています。
スーパーチャットの文化や、新衣装や3D配信を喜ぶ心理も分かるようになりました。
また、技術への関心も深まりました。今はやはりメタバースに注目しています。
それと、ハマったのがEN(英語圏)の子だったので、英語の勉強も本当に始めました。
偶然だけれど、自身の成長にもつながってうれしいです。
以上、4か月努力してVTuberにハマったヲタクによる7ステップの紹介でした。
最後に、私が特に好きなVTuberの紹介をするので、興味がある方はぜひ覗いてみてください!
お気に入りVTuberの紹介
ホロライブ所属:小鳥遊キアラ
魅力
- 声がめちゃかわいい、ダンスがうまい
- 語学レベルが高く、日本Vと海外Vの架け橋になっている
- まとめ役、進行役もできる頼れるおねえさん
VOMS所属:天野ピカミィ
魅力
- 声がかわいい、デフォルメ風のビジュアルがかわいい
- 楽しそうにゲームをする
- 日本語と英語を交互に話し、日本と海外、どちらのファンも大事にしてくれる
Prism Project所属:六道ユラ
魅力
- 穏やかなボイスに癒される
- ちょこちょこ話す日本語がかわいい
- やさしさと力強さを使い分ける歌声
にじさんじ所属:剣持刀也
魅力
- 頭の回転が早く、ファンや他Vのネタにすばやく突っ込む
- ツッコミがすごい
- ツッコミがすごい
個人勢:おめがシスターズ
魅力
- ビジュアルかわいくて普段の声がゲスいのに、歌がめっちゃうまい
- 楽しそう、やってみたい、これ大好き!を全力でやる
- ドッキリが平和